QPythonでNotebookを使う方法
目次
ダウンロード、インストール方法
QPythonオフィシャルページ(英語) Share a live documents with QPyNotebook
Android端末のQPythonで Notebookを使う方法が上記のページに書いてあります。
使い方
起動方法
- GooglePlayでQPyNotebookをダウンロードするとそのショートカットアイコンが作成されますので、そこから起動するか、
- またはQPythonを起動→「コンソール」→左下の緑色のアイコンをタップで起動できます。
ショートカットアイコンから開いた画面
「START QPYNOTEBOOK」ボタンを押すと「Welcome.ipynb」というファイルがたぶん開く。(初めて開いた時は)
説明が書いてあります。英語で…
このファイルはフォルダ「qpython/notebooks/」に入っている「Welcome.ipynb」というファイルです。特に必要ない。
QPythonの「コンソール」から開く場合は下の画像の赤丸印をタップ。
「Welcome.ipynb」が開く(と思う、初めての時は)
コンソールに戻るには
新規ファイル作成するには
「qpython/notebooks/」に保存される。
Notebookのカーネルのリスタートとリロード
セルを実行すると、セルの左に実行回数が「In [5]:」などと表示される。何度も実行すると数字がその都度加算されます。
その数字をリセットしたい場合などに使う。
または動作が不安定になった時。
フォルダを開く
開いたところ
markdownタイプのセルを追加する
コードセルにはタイプがあります。
Pythonを書く時はCodeタイプ、
markdownを書く時はMarkdownタイプ、
という風にコードセルのタイプを変えることで利便性が得られます。
Codeタイプのセルを追加する
保存ボタン
押しても反応の感触がありません。
わかりません。
「qpython/notebooks/」フォルダに「ipynb_checkpoints」というフォルダがあります。
Notebookは120秒毎にファイルを自動上書き保存する機能があり、ここに保存されます。
セルの実行
コンソールが1行ずつ実行するように、Notebookはセル毎に実行ができます。
コードセルのタイプをCodeに変更
セルをCodeタイプに変えた画面。
ここでセルの実行ボタンを押すと、セルの下にエラーが出ます。(markdown記法で書いたテキスト。この場合シンタックスエラーが出た)
セルをMarkdownタイプに変更
画面のセルがCodeタイプになっています(「In [ ]:」と出ている)
ここで赤丸印のボタンを押すと、セルがmarkdownタイプに変わる。
はい、変わった。
ここでセルの実行ボタンを押すと、記法に従って文字が太くなったり、一番最初に出ていた表示に変わる。
ファイルを実行
ボタンはバーを横にスワイプさせると見えるようになります。
先ほどはセル毎に実行しましたが、こちらのボタンはファイルのセルを上から下まで実行します。
os.getcwd()
の上の「In [ ]:」のカッコ内に数字がないので未実行だとわかる。
実行すると…
実行結果のカレントディレクトリが「Out [ ]:」の下に表示された。
リスタート、リロード
Out [4]の下にカレントディレクトリが表示されている。
このボタンを押すと…
消えた。
セルの並び替え
選択したセルを下のセルの位置と交換します。
この右のボタンは逆に、選択したセルの位置を上のものと交代します。
セルの削除
セルを選択してこのゴミ箱のボタンを押すと、セルが削除されます。
その他
ボタンの説明は一通り終わりました。
説明は省きますが、モードの切り替えやショートカットコマンドを使えばもっと便利に編集できるかと思います。
試してないけどたぶんQPytNotebookでもJupyterNotebookのようなことが色々できる筈?
参考書を挙げて、この場を逃げる!
『PythonユーザーのためのJupyter「実践入門」』技術評論社
🚐💨