JupyterNotebookのマジックコマンドでセルをpyファイルに変換保存、実行してみる
Jupyter Notebookのマジックコマンドを使って、
までを行ってみる。
Jupyter Notebookがインストールされている前提で、セルで作業します。
QPyNotebookのスクリーンショット
↓
↑ QPyNotebookのスクリーンショット
前回 参考
【JupyterNotebook】マジックコマンド使用法基礎 - よちよちpython
目次
作業環境
実験
とりあえず使えるマジックコマンドの一覧表示
%lsmagic
実行すると、現在の環境で使用可能なマジックコマンドが表示されます。
フォルダでも作ってみるか
Cell_to_pyなるフォルダを作業ディレクトリ内に作る
%mkdir Cell_to_py
フォルダに移動する
%cd Cell_to_py
/storage/emulated/0/qpython/notebooks/Cell_to_py
フォルダの中身チェック
作ったばかりのフォルダだから空っぽだが、一応
%ls
実行したが、空なので何も表示されなかった。
Pythonでコードを書いてファイルに保存する
コードセルにコードを書きます。
セルの先頭行に、コードセルをファイルに保存するマジックコマンドを書いておきます。
hello.pyというファイル名でセルを保存しようと思う。
%%writefile hello.py print("hello world !")
Writing hello.py
セルを実行するとWriting hello.py
と表示されました。
これにより、マジックコマンドより下の行に書いたPythonコードが、指定したファイル名で保存されました。
フォルダの中身を確認する
%ls
hello.py
ファイルが出来ています。
ファイルの中身を読む
%cat hello.py
print("hello world !")
ファイルには、ちゃんとコードが書かれています。
保存してあるPythonファイルを実行する
上で保存したpyファイルを実行します。
%run hello.py
hello world !
実行した。
pyファイルにコードを追加する
保存したpyファイルに、他のコードを追加して保存する。
%writefile ファイル名
に-a
のオプションを付けると既存ファイルに追記 できる。
%%writefile -a hello.py print("Have a nice day !")
Appending to hello.py
実行すると、Appending to hello.py
と表示されました。
追記保存したpyファイルを実行してみる。
%run hello.py
hello world !
Have a nice day !
追加された分も実行されています。
おわりに
マジックコマンドを使うと、かなり簡単にコードをpyファイルに保存でき、実行もできる。