よちよちpython

独習 python/Qpython/Pydroid3/termux/Linux

コマンドの短縮化aliasと設定反映sourceコマンド

備忘録。aliasの設定と反映。
長々とコマンドを打つ手間を省く為に、コマンドを別の短い単語に置き換える方法。

作業環境


Androidスマホ
termux


手順


流れ


  1. bashrcを書き換える
  2. sourceコマンドで設定変更の反映



手順1


ホームディレクトリでターミナルから

$ ls -lf


と打つとカレントディレクトリ内の(隠れたものも含め)ファイルやディレクトリの一覧が表示される。
その中に.bashrcがあるので、それをvimで書き換える。

.bashrcがなければ

$ touch .bashrc

で新規作成する。



手順2


.bashrcvimで開く方法。

$ vim ~/.bashrc


~はホームディレクトリを指す。どこのカレントディレクトリからでも~を書けば開ける。



手順3


vimで開いたbashrcaliasでコマンドのショートカットを作って追加する。

移動コマンドでcd storage/shared/qpython/notebooks/と入力する換わりにqnで済ますには

alias qn='cd storage/shared/qpython/notebooks/'


の一行を追加する。これでターミナルにqnと入力するだけで/qpython/notebooks/まで移動できるようになる。

または、jupyter notebookと打つ換わりにbashrcに

alias jn='jupyter notebook'


と書けば、jnとコマンド打つだけでjupyter notebookが起動する。



vim:wqで保存し閉じる。



手順4


sourceコマンドで設定を反映させる。

$ source ~/.bashrc



これで設定変更が反映された。



aliasで自作したコマンドの確認


aliasでコマンドのショートカットを作ったは良いが、忘れてしまう。
そんな時は

$ alias


とコマンドを打つ。自作のコマンド一覧がアルファベット順で表示される。



備考


bashrcとbash_profileの違い

.bash_profileと.bashrcについて - Qiita