【Windows限定?】Flask実行時の'colorama' No Module のエラー対策
WindowsのAnacondaでFlaskを動かす際に「No Module named 'colorama'」のエラーが出た。
前回投稿 参照
【Anaconda】Flask実行時に"colorama"がNoModuleエラー - よちよちpython
今回はその対策です。'colorama'をインストールするだけです。
Flask
はClick
に依存し、Click
はcolorama
というライブラリに依存している。
Click
はpythonコード内の関数定義にデコレータをつけるだけでコマンドライン上でオプション機能を簡単に付けられるようにする等のライブラリのようです。Flaskをインストールするとこれも自動でインストールされます。
一方、Click
はcolorama
に依存しています。colorama
はMS Windows 限定のライブラリのようです。一応LinuxやMac版もあるようですけど、WSLを含めたLinuxやMac環境では使われていないようです。
ライブラリの機能としては、ターミナル上の文字の色や背景色などを変えたりするもの。
こちらはFlaskをインストールしても自動でインストールされません(2022年1月2日現在)。
従って、WindowsユーザーがFlaskをインストールする時は、手動で'colorama'も一緒にインストールする必要があります。
しないと実行時に「No Module 'colorama' 」のエラーが出ると思う。
condaでのcoloramaのインストールコマンド
仮想環境にactivateしてから、condaコマンドで。
# 仮想環境でのライブラリの確認 (仮想環境) PS > conda list # ↑でcoloramaが載っていなければ、インストールする (仮想環境) PS > conda install -c anaconda colorama
Anacondaを使用していなくて同じエラーが出た場合は pip で・・・たぶん。