よちよちpython

独習 python/Qpython/Pydroid3/termux/Linux

Qpythonのサンプルコードsay_time.py

Qpythonにはサンプルのpythonプロジェクトやファイルがいくつか入っています。
その中の一つ、say_time.pyを実行してみたいと思います。

まずアプリ起動時の画面「サインイン」上の丸アイコンを押すと、緑色のプロジェクト、黄色のAppのアイコン、プロジェクトやファイル作成用ボタン「add +」が並んでいます。

アイコンを長押しすると「Choose action」ダイアログが出ます。
f:id:chayarokurokuro:20190510034230p:plain
それぞれ、ショートカットの作成、パラメータを渡して実行、コードの編集エディタ立ち上げが出来ます。

黄色のアイコンの中に「say_time.py」があります。それを押すと合成音声が現在時刻を喋ります。

長押し→Edit でソースコードを見ると、以下

"""Speak the time."""

__author__ = 'T.V. Raman <raman@google.com>'
__copyright__ = 'Copyright (c) 2009, Google Inc.'
__license__ = 'Apache License, Version 2.0'

import androidhelper
import time

droid = androidhelper.Android()
droid.ttsSpeak(time.strftime("%I %M %p on %A, %B %e, %Y"))

実際に合成音声が喋る為に必要な部分は、import androidhelperから下のたったの4行です。

最下行の

droid.ttsSpeak(time.strftime("%I %M %p on %A, %B %e, %Y"))

のカッコ内をdroid.ttsSpeak('喋らせたい言葉')のように書き換えればその通りに喋ります。

もし喋らないようなら、Qpythonを一度終了させ再起動か、Android端末の設定「⚙️」→「ユーザー補助 」→「テキスト読み上げ」が有効になっているかの確認をしてみてください。